ピラティスインストラクターになった結果、後悔をしたり、辞めたいと感じている人もいるようです。
この記事では、ピラティスインストラクターになったものの「後悔したこと・つらいこと・しんどいこと」について調査しました。
ピラティスインストラクターというとキラキラしたイメージがありますが、これから目指そうと思っている方は、是非最後まで見て欲しいです。
ピラティスインストラクターはやめとけ?「後悔する、つらい」と言われる4つの理由
ピラティスインストラクターはやめとけ、後悔すると言われる主な理由4つを紹介します。
「思ったより儲からない…」:収入が安定しにくい
「ピラティスインストラクターはやめとけ、後悔する、つらい」と言われる理由1つ目は、収入の低さ・不安定さです。
ピラティスインストラクターとしての収入は、働き方によって大きく変わります。
正社員インストラクターの収入事情
- スタジオ勤務の正社員は月収20〜25万円程度が一般的
- 福利厚生はあるが、昇給が少なく収入アップが難しい
フリーランスインストラクターの収入事情
- レッスン単価は1回3,000〜6,000円が相場
- 人気が出れば高単価も可能だが、固定収入がないため不安定
- 収入を増やすにはレッスン数を増やす or 個人集客が必要
「ピラティスインストラクターは思ったより儲からない」と感じる人の多くは、最初の収入が安定しないことにギャップを感じています。
参考:ピラティスインストラクターは儲からない?年収相場や働き方・成功のコツを徹底解説!
「体力的にキツい」:1日に何レッスンも担当するのが大変
「ピラティスインストラクターはやめとけ、後悔する、つらい」と言われる理由2つ目は、体力的なきつさです。
ピラティスインストラクターは、1日何本ものレッスンをこなします。
朝から晩までレッスンが詰まっていると、休憩時間がほぼ取れないということも生じます。
特にワンオペのスタジオや、レッスン数が収入に直結するフリーランスは、多くの枠を担当しがちです。
「自分の時間がない」:学び続ける必要がある
「ピラティスインストラクターはやめとけ、後悔する、つらい」と言われる理由3つ目は、自分の時間を確保することの難しさです。
ピラティスインストラクターは、一度資格を取ったら終わりではありません。
ピラティスインストラクターが勤務時間外で行うこと
- 技術向上のために定期的に研修やワークショップに参加
- 生徒の見本となれるように、空いた時間で自主練習
- 資格の更新が必要な場合もあり、時間もお金もかかる
- 個人で集客したい場合、SNSやYouTubeなどで自己ブランディング
「自由な働き方ができると思ったのに、勉強や準備ばかりで時間がない…」と感じる人も少なくありません。
ピラティスが好きな気持ちが無いと、学び続けることにしんどさを感じるかもしれません。
「競争が激しい」:他の先生と比較されるプレッシャー
「ピラティスインストラクターはやめとけ、後悔する、つらい」と言われる理由4つ目は、競争の激しさとそれに伴うプレッシャーです。
ピラティスインストラクターは増えており、競争が激しくなっており、レッスン受講者はシビアにインストラクターを比較・評価しています。
ピラティスインストラクターのシビアな現実
- スタジオによっては、人気インストラクターにレッスン枠が優先される
- 生徒がインストラクターを比較して、合わなければ来なくなる
晴れてピラティスインストラクターになったものの、「思うように生徒が集まらない…」「他の先生と比べられるのが辛い…」と感じることもあります。
正社員ピラティスインストラクターが「後悔する、つらい」と感じる瞬間
ピラティスインストラクターには、スタジオに正社員として勤務する働き方があります。
安定した雇用形態ではありますが、正社員インストラクターならではの悩みを2つ紹介します。
ワンオペだとトイレのタイミングが難しい
スタジオ勤務の場合、インストラクターが1人体制で運営することもあります。
レッスンが連続していると、以下のような問題が発生します。
- トイレに行くタイミングがなくて困る
- 休憩時間が短く、食事がゆっくり取れない
働く環境によっては、このような状況がストレスになることもあり得ます。
レッスン以外の業務が多く、負担が大きい
正社員インストラクターは、レッスンだけではなく以下のように事務・営業もこなす必要があります。
ピラティスインストラクターのレッスン以外の業務
- 体験レッスンの見学対応や営業
- 予約管理や事務作業
- 清掃やスタジオ設備の管理
レッスン準備や自己研鑽の時間を確保しづらく、「思っていた仕事と違った…」と感じることもあるようです。
フリーランスピラティスインストラクターが「後悔する、つらい」と感じる瞬間
一方で、フリーランスとしてピラティスインストラクターになると、自由度が高い反面、以下のような課題に直面することがあります。
代行を自分で見つける必要がある
フリーランスのピラティスインストラクターの場合、体調不良や急な予定変更があった場合に、レッスンの代行を自分で探さなければならないことが多いです。
信頼できるインストラクター仲間がいないと、対応に苦労することもあり得ます。
レッスン単価が低く、希望の枠に入れないこともある
フリーランスのピラティスインストラクターは、スタジオによって報酬が異なり、単価が低いことがあります。
また、経験が浅いうちは希望する時間帯やスタジオでレッスン枠を確保するのが難しい場合もあります。
スタジオを掛け持ちすると移動が大変
収入を安定させるために、複数のスタジオでレッスンを担当するフリーランスインストラクターも多いです。
しかし、その分移動時間がかかり、1日のスケジュール管理が大変になることも。
受講者の無断キャンセルで報酬が下がる、または無給になることがある
フリーランスの場合、受講者が無断キャンセルすると報酬が発生しないことがあります。
キャンセルポリシーがないスタジオでは、予定していた収入が得られず、収入が不安定になりがちです。
自分で集客しないと生徒が集まらない
フリーで活動する場合、スタジオに頼らず個人で集客するスキルも必要です。
SNSやブログを活用することで集客につながりますが、別途マーケティングを学ぶ必要があるため、発信が苦手な人にはハードルが高くなってしまいます。
それでもピラティスインストラクターになってよかった!メリット4選
ここまでピラティスインストラクターの大変な点を紹介しましたが、それでも「ピラティスインストラクターになってよかった!」と感じる人が多いのも事実です。
ピラティスインストラクターになって良かったという人が理由としてあげるメリット4つを紹介します。
好きなことを仕事にできる喜びがある
ピラティスが好きな人にとって、その魅力を多くの人に伝えられるのは大きなやりがいです。
- 自分が学んだことを活かせる
- 仕事自体が楽しいと感じられる
- ピラティスを通して成長できる
「好きなことを仕事にしたい」と考えている人にとって、ピラティスインストラクターは理想的な職業です。
体を動かす仕事なので、健康的な体型を維持できる
デスクワークと違い、ピラティスインストラクターは体を動かしながら働けるため、
- 運動不足にならない
- 自然と体型維持ができる
- ストレス解消につながる
といったメリットがあります。
美しい姿勢を保ちたい、健康的に働きたいという人にぴったりの職業です。
実際にピラティスインストラクターを目指す過程や、仕事を続けていく中で、「痩せた・体型が整った」と感じる人は多いようです。
好きな仕事をしながら、美しくボディメイクができるのは、他の仕事にはない魅力ですね。
参考ピラティスインストラクターは体型が太ってるとなれない?目指すなら早めに動き出したほうが良い理由!
人に感謝されるやりがいがある
ピラティスは、体の悩みを抱える人にとって大きな助けになります。
- 「腰痛が改善した!」と喜ばれる
- 「姿勢が良くなった!」と感謝される
- 生徒さんの変化を間近で感じられる
こうしたポジティブなフィードバックが、インストラクターとしてのやりがいにつながります。
私はお客さんに
— やんぴー (@yannpi_m) November 13, 2024
"今日も来て良かった"って言われた時パワーもらえるし幸せです💕
(ピラティスインストラクター)
#tms897
特に、これまで直接感謝の言葉を受け取る職種ではなかった人からすると、とりわけ嬉しいものがあります。
フリーランスなら働き方の自由度が高い
フリーランスのピラティスインストラクターは、自分のライフスタイルに合わせて働くことができます。
- 仕事量を自分で調整できる
- 場所や時間の自由度が高い
- オンラインレッスンなど、新しい働き方も選べる
自分らしく働きたい人には、フリーランスという選択肢も大きな魅力です。
ピラティスインストラクターになるか迷っている人へ
ピラティスインストラクターにななるか迷っている人へ、
資格取得のハードルは意外と低い?
ピラティスインストラクターの資格にはさまざまな種類があり、比較的短期間で取得できるものもあります。
- 週末だけのコースもあり、働きながらでも学べる
- 基礎資格なら数カ月で取得可能
- 資格取得後も学び続けることでスキルアップできる
まずは自分に合った資格を調べてみるのも、第一歩としておすすめです。
副業やオンラインレッスンから始めるのもアリ
いきなり本業として飛び込むのが不安なら、副業やオンラインレッスンから始めるのもひとつの方法です。
- 会社員を続けながら週末にレッスンを持つ
- オンラインでレッスンを提供し、場所にとらわれず働く
- 少しずつ経験を積みながら、自分のスタイルを確立する
このように、無理なくピラティスインストラクターとしてスタートする選択肢もあります。
自分に合った働き方を見つけて理想のキャリアが築ける
ピラティスインストラクターには、さまざまな働き方があります。
- スタジオ勤務で安定した収入を得る
- フリーランスとして自由に働く
- 自分のスタジオを開業して独立する
どの道を選ぶかは、自分のライフスタイルや価値観次第です。
今の仕事で疲弊していたり、キャリアチェンジをしたいと考えている方は、より自由でやりがいのある「ピラティスインストラクター」という仕事に踏み出す良いタイミングかもしれません。
まとめ:ピラティスインストラクター「やめとけ・後悔する」と言われる側面もあるが、挑戦する価値はある!
ピラティスインストラクターは「やめとけ」「後悔する」と言われることもありますが、どの仕事でもネガティブな側面は少なからず存在するものです。
キツいところもある一方で、「それでもピラティスインストラクターになって良かった」と、華やかなキャリアを切り開いている人がいるのも確かです。
記事のまとめとして、ピラティスインストラクターのデメリットとメリットを簡単にまとめると以下のとおりです。
ピラティスインストラクターの大変なところと、魅力的なところ
大変な点
- 収入が安定しにくい
- 体力的にきつい
- 集客が必要
それでも魅力的な点
- 好きなことを仕事にできる
- 健康的なライフスタイルが送れる
- 人に感謝されるやりがいがある
- 自由な働き方が選べる
ピラティスインストラクターは、ピラティスが好きで、学び続けることを楽しめる人にはぴったりの仕事です。
いきなり転職をせずとも、副業から始める、資格を取って友達に教えてみる、など自分に合った働き方を見つければ、ピラティスインストラクターとしての道は開けます。
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