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ピラティスの試験は難しい?主要団体の資格要件や試験の口コミを調査!

インストラクターの知識

ピラティスの試験は難しい?主要団体の資格要件や試験の口コミを調査!

この記事では 主要なピラティス資格の試験内容や難易度を比較してお伝えします。

ピラティスの資格を取ろうと思ったときに、「試験は難しいのか」「どの資格を選べば良いのか」と気になりますよね。

結論、ピラティスの資格試験の難しさは、流派(団体)によって大きく異なります

試験の形式や合格基準も団体ごとに違うため、「思っていたより大変だった…!」と後からしんどくなることも…。

ピラティスの資格取得を目指す方は、ぜひ参考にしてみてください!

ピラティスの資格試験の難しさや合格率は、団体による

ピラティスの資格試験の難しさは、流派(団体)によって大きく異なります

講座の受講だけで資格取得できる流派もありますが、資格取得までに1〜2年ほどかかる団体もあります。

参考として、ピラティス資格の難易度を左右する主な要素には、以下のようなものがあります。

ピラティス資格の難易度を決める要素

  1. 試験までに必要な内容の多さ
    • 講座の受講以外に自主練習や見学時間がかなり多く必要な団体も。
  2. 試験の種類
    • 筆記試験のみの団体もあれば、実技試験やリサーチペーパー(レポート)が必須の団体もあります。
    • 実技試験では、クライアントへの指導力やデモンストレーションのスキルが評価されます。
  3. 合格基準
    • ピラティス資格平均で見ると合格率は70%ほど
    • 一部の団体は合格率が高いですが、中には厳しい合格基準が設けられているところも。
    • 「再試験の可否」や「再受講の可否」も重要なポイント!

資格取得率が高い団体には、例えば「MAJOLI」があります。

MAJOLIはPMA加盟校で信頼性が高く、資格取得率がほぼ100%です。

確実に資格を取得して、インストラクターデビューしたい人は選択肢の一つとして検討してみてくださいね。

MAJOLI資格講座の詳細を見る>

以下では、代表的なピラティス流派について、それぞれの資格試験の内容や難易度を比較しながら解説します。

各団体のピラティス資格試験の難易度や口コミを調査

ピラティスの資格にはさまざまな流派があり、それぞれ試験の内容や難易度に違いがあります。

ここでは代表的な流派3つについて、資格試験の特徴をまとめました。

BASIピラティス

BASIピラティスは、世界的に認知度の高いピラティス教育団体の一つであり、指導者の質の高さが特徴です。

アメリカや日本で主流の団体であり、資格試験の内容も充実しています。

  • 難易度:★★★★☆(やや難しい)
  • 資格取得までの期間:1年〜2年ほど
  • 特徴:流れ(フロー)を意識したピラティス。レッスンを柔軟に構成し、効果的なレッスンを組み立てるための独自プログラムBASIブロックシステムを学ぶことができる。

BASI・コンプリヘンシブ(マット+マシン)認定資格

BASIピラティスのコンプリヘンシブ認定資格の認定要件は以下のとおりです。

  • 全ての授業に出席(モジュール1~12まで)
  • 課題
    1. 自己実践 200時間
    2. レッスン見学(オブザベーション) 100時間
    3. 指導練習(ティーチング) 200時間
    4.リサーチペーパーの提出
  • 認定試験
    1.筆記試験
    2.実技試験
     ・ムーブメント試験→指定されたエクササイズの動きを実演し、正確なフォームと動作を示す。
     ・ティーチング試験→クライアント役に対し、約1時間のセッションを行う。

例えば、マシンの場合は50種類ほどのムーブメント(動き)を暗記し、マシンのスプリングの重さなども覚える必要があります。

Balanced Body(バランスドボディ)

2つ目に紹介するピラティス資格は、Balanced Body(バランスドボディ)です。

  • 難易度:★★★☆☆(中程度)
  • 資格取得までの期間:1年〜2年ほど
  • 特徴:ピラティスマシン製造メーカー、バランスドボディ社によるプログラム。偏りのない総合的なピラティス。

バランスドボディのマット資格

バランスドボディのマット認定資格の認定要件は以下のとおりです。

  • ムーブメントプリンシプル、マット 1、マット 2、マット 3 (プロップス)の講座受講
  • 課題
    1. マットレッスン受講:20時間
    2. レッスン見学(オブザベーション) :15時間
    3. 指導練習(ティーチング) :35時間
  • 認定試験
    1.筆記試験
    2.実技試験

バランスドボディの資格は、再勉強としても選ばれる確かなクオリティです。

バランスドボディ公式>

バランスドボディの資格講座(マシン)の口コミはこちら>

STOTT PILATES(ストットピラティス)

  • 難易度:★★★★(難しい)
  • 資格取得までの期間:1年〜2年ほど
  • 特徴:1つ1つの動作への確認が厳格。

STOTT PILATESはピラティスのオリジナルメソッドに、生物力学・科学を取り入れており、バレエとの繋がりの深い流派です。

STOTTピラティス初中級マットコース

STOTTピラティスのマット認定資格の認定要件は以下のとおりです。

  • 解剖学講座を受講
  • 実技・座学の講座を計8日間(40時間)受講
  • 課題
    1. 自己実践 30時間
    2. レッスン見学(オブザベーション) 10時間
    3. 指導練習(ティーチング) 15時間
  • 認定試験
    1.筆記試験
    2.実技試験

STOTTピラティスは、教科書が英語で難しかったとの口コミも。

ピラティス資格試験で難しいと感じるポイント5つ

ピラティスの資格試験が難しく感じられる背景にある5つの理由をお伝えします。

学習範囲の広さ

ピラティスの試験が難しいと感じる要因の1つ目は、学習範囲の広さです。

ピラティスのエクササイズはもちろんのこと、

  • その背景となる解剖学運動学といった専門知識
  • ティーチングスキル
  • クライアントへの適切なアプローチ方法
  • 効果的なレッスン構成など

習得すべき知識とスキルが多岐にわたります。

解剖学の専門的な勉強

ピラティスの試験が難しいと感じる要因の2つ目は、解剖学の勉強です。

ピラティスの筆記試験では解剖学の知識が問われます。

解剖学の知識を得ることで、個々のエクササイズがどのように筋肉や関節に影響を及ぼすのか、どの筋肉を特に強化するべきかを理解できます。

この理解により、ピラティスを通じて体の動きを改善し、怪我の予防にも役立ちます。

かなり専門的な用語や知識が出てくるので、難しいと感じやすいポイントです。

実践的なスキルの定着

ピラティスの試験が難しいと感じる要因の3つ目は、高い実践スキルを定着させる必要がある点です。

筆記試験による知識の確認だけでなく、自身の身体を使った正確なエクササイズの実践能力、そして学んだ知識を基に人に教えるという実践的な指導能力が試されます

ティーチング、キューイングへの慣れ

ピラティスの試験が難しいと感じる要因の4つ目は、ティーチングへの慣れが必要になることです。

ピラティスインストラクターは、クライアントの体の状態を的確に評価し、その状態に合わせた適切な指示(キューイング)を出し、安全かつ効果的なレッスンを提供できる能力が求められます。

キューイングはすぐにできるようになるものではないので、指導練習を繰り返して身につけていく必要があります。

講座受講以以外での時間確保

ピラティスの試験が難しいと感じる要因の5つ目は、講座受講以外で自主練習や指導練習にたくさんの時間を要することです。

養成コースの講座受講だけでなく、受講期間外での

  • 自主練習(プラクティス)
  • ティーチング練習
  • レッスン見学(オブザベーション)

といった、合計数百時間にも及ぶ自己学習が必要となる場合もあります。

ピラティス資格試験に合格するためのヒント

決して簡単ではありませんが、しっかりと準備をすればピラティスの資格試験に合格することは可能です。

合格に向けて、以下の点を意識して学習に取り組みましょう:

養成コースでの学びを深める

講師の説明をしっかりと聞き、疑問点は積極的に質問しましょう。

教科書の内容を熟読し、エクササイズの目的や注意点を理解することが重要です。

自主的なトレーニングを計画的に行う

コース期間外の自主練習、ティーチング練習、オブザベーションは、知識とスキルを定着させるために不可欠です。

目標時間を設定し、講座開始時から計画的に取り組みましょう。

積極的にレッスンに参加する

養成コースとは別に、グループレッスンやプライベートレッスンを受講することで、エクササイズの理解を深め、自身の体で動きを体感することが大切です。

友人や家族に協力してもらい積極的に指導練習をする

友人や家族に協力してもらい、積極的にティーチングの練習を行いましょう。実際に人に教えることで、課題が見つかり、指導スキルが向上します。

試験対策をしっかり行う

筆記試験の過去問や類似問題に取り組み、苦手な分野を克服しましょう。

実技試験では、正確なフォームと流れるような動きを意識して練習しましょう。

ティーチングの実技試験では、安全で分かりやすい指示が出せるように練習を重ねましょう。

指導者との繋がりを大切にす

経験豊富なインストラクターにアドバイスを求めたり、質問をしたりすることで、学びを深めることができます。

試験合格後のキャリアに繋がってくる可能性もあるので、積極的に指導者の先生と関わっていきましょう。

まとめ:ピラティス資格試験は難しい?

ピラティスの資格試験は、流派や団体によって難易度に差がありますが、決して簡単なものではありません。

広範な知識、高い実践スキル、そして指導能力が総合的に評価されるため、しっかりと準備をする必要があります。

この記事で紹介したような質の高いピラティス資格養成コースを選び、積極的に学習と練習に取り組むことで、合格を掴み取り、現場で活躍できるインストラクターを目指せます。

自信を持ってピラティス資格試験に挑戦していきましょう!

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